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 てのひらの闇 ファスフードと狂牛病 ひまわりの祝祭 テロリストのパラソル
 グレイヴディッガー 理由 13階段 エンデの遺言 ピンポン 反定義
 エンデの警鐘 晏子 楽毅 あきらめたから、生きられた 死をポケットに入れて
 あなたを作ります 非戦
Up-date
是非、御意見御感想をBLUEBOARD にお願い致します。
なんでも書いていってください。

02/11/11  てのひらの闇 藤原伊織
てのひらの闇「テロリストのパラソル」 「ひまわりの祝祭」に続くハードボイルド長篇の第三作目です。この作品も前二作のような素材(ヤクザ、お酒、補佐として大活躍する女性...)を使いつつも、新しくてすごい物語に仕上がっています。やはり魅力的な脇役がたくさん出てきています。
全体を通して
短い文のリズムの良い展開になっていて、時間を惜しんで一挙に読んでしまいました。
作品中の印象的なフレーズを少々...
「私は深々とため息をついた。私にとって、世間は不可解でみちている。あるいは目まぐるしいスピードで進化する現実についていけなくなっているのは、この私自身かもしれない。」
→前作にも似たようなセリフがありましたね。
「時代は変わる。グローバルスタンダードにもいろいろあることを知るにはいい機会かもしれない。」
どの作品もそうなのですが、
冴えないようで実はすごい力を持っている主人公、なんかかっこいいんですよね。作者の意図にハマりまくりなのかもしれません。

02/11/05  ファストフードと狂牛病(原題:FAST FOOD,MAD COW AND GREED)
 エリック・シュローサー著 楡井浩一訳
ファストフードと狂牛病「ファストフードが世界を食いつくす」の著者が書き下ろした第二弾。ただし、今回は分量が少なめです。
「...食いつくす」以降の事件(
狂牛病事件が中心です)を総括したという位置付けではないかと感じました。「...食いつくす」の入門編といえるかもしれません。日本の狂牛病問題にも言及されていてうなずかされるところが多かったです。
一番ショッキングだったのは、
「アメリカで狂牛病が発見されないのは、調べる牛の量が圧倒的に少ないから」
という事実です。つまり、
まだ発見されていないだけで、狂牛病にかかった牛はたくさん存在し、その肉はかなり流通しているかもしれないということです。
改めて、
自分が食べているものの安全性とその安全性を確保する方法(感動的なのは、ドイツが国として実行している規制です。)を考えさせられました。

02/09/18  ひまわりの祝祭 藤原伊織
ひまわりの祝祭「テロリストのパラソル」に続く藤原伊織氏の長篇ハードボイルド作品。過去に輝かしい才能を煌めかせたことがあるけれども、現在は落ちこぼれ的生活を送っているというテロパラと同じような主人公が徐々に事件の渦中に飛び込んでいくという物語。この作品にも魅力的な脇役達が登場しています。前半はゆっくりと謎に向かっていきますが、後半はアクション映画のような場面が連続します。
この作品でも
軽妙でリズム感のある会話やフレーズを十分楽しむことができます。ただ、あまりお酒は出てこず、甘いものが何度もでてきています

作品の中から、印象的なフレーズを一つ。
「たしかにわれわれはジェットコースターの時代に生きている。ただ、それぞれの世代が乗るコースターに加速のちがいはあるようだ」page190

この作品も
一級のハードボイルド作品と位置付けて問題ないと思います。

02/09/04  テロリストのパラソル 藤原伊織
テロリストのパラソルずぅっと読みたい読みたいと思っていたのですが、何故か読むチャンスがなかった一冊。その題名「テロリストのパラソル」の意味ってなんだろう?と不思議に思っていました。
この作品は
「江戸川乱歩賞」と「直木賞」とをダブル受賞したということで名作中の名作といえるのかもしれません。

あるアル中男性が爆破事件に遭遇し、犯人として追われながらあらゆる知恵をしぼってまた酔っぱらいながら真犯人探しをするという物語。典型的な
巻き込まれ型サスペンスですが、原画がわからないジグソーパズルを解いているようでもあり、最後の1ピースでようやくその全容がすべてわかるという感じです。
「ひとつ忠告していいか」というセリフが何度も出てきたり、なんともいえない軽妙かつかっちょいいハードボイルド的会話を楽しむことができます。
レイモンド・チャンドラーといいこういうハードボイルド作品には、
お酒が欠かせないアイテムなのだということを再確認しました。

02/08/27  グレイヴディッガー 高野和明
グレイヴディッガー「13階段」の作者による第二弾。まさに息もつかせぬ展開で「次はどうなるんだろう次はどうなるんだろう」と思っているうちにあっという間に読んでしまいました。これまた一級のジェットコースターサスペンスといえるのではないでしょうか?文句無しに面白いと思いました。
グレイヴディッガー=墓掘人とは、暗黒時代といえる中世ヨーロッパにおけるある事件にでてくる謎の人物で、その伝説がこの物語の核心部分を担っています。いろいろ書きたいのですが、もしこれから読むヒトの喜びを削ぐかもしれませんのでこのへんで。
高野氏の次回作にも期待したいと思います。

02/08/24  理由 宮部みゆき
理由直木賞受賞作「理由」が文庫化されました。帯には「宮部みゆきの最高傑作」とまで書かれています。まさに謎が謎を呼ぶ殺人事件について、その発端から結末までを数限り無く出てくるかのような関係者の証言などによりひも解いていきます。ノンフィクションを思わせるような緻密で深い構成過剰ともいえる情報量に驚くと共に引き込まれていきました。
謎解きは、
何百ものジクソーパズルのピースを一つづ丁寧に丁寧につなげていくような感覚もありますが、そのピースとピースのはまり方にはなんとなく居心地の悪さを感じてしまいます。
そうしてつなげていって最終的に仕上がった
結末という絵には、どこか現代日本がはらむ歪みのようなものが書かれているような気がします。
改めて、宮部みゆきさんの実力を思い知らされました。

02/08/19  13階段 高野和明
江戸川乱歩賞を受賞した死刑確定囚の冤罪をはらすために真犯人を探し出すというデッドリミット系ミステリー作品
淡々と謎解きは進んでいくかのようですが、
謎の紐が解かれたと思ったらまた謎が絡んでいく、そんな感じでストーリーはすすんでいきます。そして最後には、意外な意外な犯人と結末にはホントに舌を巻いてしまいました。作者によって仕掛けられた二重三重の罠によって、かなり楽しめる一級のエンターテインメント作品に仕上がっていると感じました。
映画化されるそうで映画の方も楽しみにしたいと思います。

日本の死刑制度が持つ問題については初めて知りました。そういう意味では勉強になりました。

02/08/17  エンデの遺言 根源からお金を問うこと 河邑厚徳+グループ現代
エンデの遺言「エンデの警鐘」に先だって出版されていた「お金を根源から問い直す」一冊。
エンデの考えとその考えのもととなった理論・思想、現在になって見直されはじめている1900年代初頭の経済学者シルビオ・ゲゼル、実験的な地域通貨とその成功例などなど「お金」についての示唆に富んだ一冊です。
エンデはことあることに、

「すでに第三次世界大戦は始まっている。それは領土や宗教をめぐるものでなく、われわれの子孫を破滅に導く時間の戦争です。」

「重要なポイントは、たとえばパン屋でパンを買う購入代金としてのお金と、株式取引所で扱われる資本としてのお金は、二つのまったく異なった種類のお金であるという認識です。」

と主張していたそうです。エンデのこういう言葉を読むと、いかに現代世界が抱えている問題が深くしかもそれぞれが独立しているわけではなく、お互いが関連しあっているのだということに気づかされます。

モノは時間ともに減価していきますが、お金は時間とともに減価せずにむしろ逆に利子(または利息)によって価値が増えて行きます。お金は熱力学的に表現するならエントロピーを増大させる方向にあり、そこに「お金」の根源的な問題があるということだそうです。現在の不安定で予測不可能な経済状況がそれを証明しているのかもしれません。

この本のキーワード的なものを以下に列挙します。
 -実体を持たない「お金」がさらなるお金を生むという
現代版錬金術
 -実体を持たない「お金」が飛び交い、国々の経済を押しつぶすかのようなグローバル経済。
 -
ゲゼルの理論と彼の先進的な思想に基づき歴史的世界的な広がりをみせ、また成功しつつある自由貨幣・地域通貨
 -現在の経済に必要なのは、
倫理観友愛助け合うという考え方。

新しい「お金」への試みについては今後も学んでいきたいと思います。
最後にエンデの言葉を一つ、
「お金は人間がつくったものです。変えることができるはずです。」

02/08/12  ピンポン(全5巻) 松本大洋
窪塚洋介主演で映画化されたスポ根?卓球マンガです。
卓球という題材は少ないと思いますが、この作品は
卓越しているのではないのでしょうか?

週刊誌に連載されていた時はあまり真面目には読んでいなかったのですが、改めて読んでみていろいろと発見がありました。
この作品では、
力強さスピード感動と静の対比が見事に描かれ、登場人物もいきいきと書かれています。省略しても良さそうな細かいところを書いている部分背景をまったく省いて白バックになっている部分があるというのも画にリズムを与えているように感じました。黒ベタ(ホントに真っ黒な部分がベタァと塗られています)を多用したその見事な黒と白のコントラストには
「これは版画的な美しさなんだ!」
と気付かされました。

作者の松本さんがこんなに画がうまい人だと思っていなかったので、驚きとともに感心しています。

02/08/07  反定義 新たなる想像力へ 辺見庸x坂本龍一
 2002年初頭に行われた辺見庸氏と坂本龍一氏の対談を再構成し、出版されたこの本は、9.11とその後のアフガン空爆を軸として世界に顕在化してきた数々の問題に焦点を当てています。

グローバリズムという名の新しい階級闘争
→資本主義という名の
非民主主義の国々が南の国の資源や労働力を搾取しているという新しい南北問題

9.11のかなり以前から
計画されていたはずのアフガン空爆

アフガン空爆は
戦争ではなく虐殺であり、今後「敵」を倒すためにアフガン型空爆繰り返されるだろう

一発の爆弾を落とすことで何人殺すことでき、また落とさないこと(その爆弾の値段)で何人を生かすことができるのか?

アメリカとアフガン、両国にとって
平等といえる報道はなされたか?

誰も否定しないアフガン空爆(ベトナム戦争時下の反戦ムードはどこへ?)

ソ連崩壊つまり東西冷戦の集結がもたらしたアメリカ(の軍事力による)独裁と暴走

一人一人の
生命の価値や重さは平等であるべきだが、どこかに市場論理が働いている

などなど、彼等の危機感がたくさん切実に語られています。
この本と
「非戦」を読むことで、現在の世界が包含している異常性が明らかになってきます。さて、わたしたちにできることは何があるのでしょうか?

私は、なぜか
「北風と太陽」というイソップ童話を思い出しました。
「北風」の方法では、旅人のコートを脱がすことはできないのです。

02/08/05  エンデの警鐘 「地域通貨の希望と銀行の未来」 坂本龍一+河邑厚徳編著
 「はてしない物語」や「モモ」の作者ミヒャエル・エンデが提示した「金融システムが問題の根源にある」という考えから、現在の経済システム自体がもつ問題とそれに対する対処方法としての「地域通貨」「無利子銀行」などの事例を数多く収録した一冊。

「現在の経済システムは、
未来を収奪するシステムである。」
「なぜ経済は成長しなければならないのか?」
「貨幣自体が貨幣を生むシステムは間違えている。」
「現在の経済学は、
資源が無尽蔵にあるという前提で成り立っており、それは根本的に間違えている。

など、
頭をガツンと殴られるような真新しい理論・事例が事細かに紹介されています。
「お金」というものの本質を問わされる一冊でした。

02/06/04  晏子 全四巻 宮城谷昌光
親子二代で春秋時代の斉で活躍した、晏弱と晏嬰親子の物語。

特に、
晏嬰は稀代の聖人とまで讃えられた人物とのことです。この親子も、国と国との欲丸出しの戦いの波にのまれつつも、その知恵や仁義を貫き生きていきます。この物語も宮城谷さんの表現のすばらしさに舌を巻いて驚かずにおられません。
この本からもいくつかのフレーズをピックアップしてみます。

「何歳になっても、人は成長できるものだ」第一巻P188

「この世でもっともしなやかなものは、この世でもっとも堅いものを動かせる」第二巻P231

「無益なことは、かならずしも無意味ではない」第二巻P256

「住みやすい家というのは、家そのものの構造にあるというより、環境にある。もっとはっきりいえば、隣家の住人にめぐまれた家こそ、住みやすいといえる。」第四巻P264

やりつづけるものは成功し、歩きつづけるものは目的地に到着する、といいます。わたしは人とかわったところはないが、やりはじめたことはなげださず、歩きつづけて休まなかった者です。」第四巻P367

一本筋の通った生き方のすばらしさを教えてもらうと同時に、そのように生きることがいかに難しいかということも教えられた物語でした。

02/05/28  楽毅 全四巻 宮城谷昌光
「人がみごとに生きることは、むずかしいことだな。」
という印象的な一文で始まる戦国時代を生き抜いた一国の将軍:
楽毅の物語です。

電車の吊り広告が印象的でしたので、思わず買ってしまい一気に読んでしまいました。
宮城谷昌光さんの本というのは初めてだったのですが、二千数百年前の歴史とその登場人物達を生き生きと描くその筆力にはまったく魅了されてしまいました。

心に残ったフレーズをいくつか並べてみます。

「兵法とは戦いの原則にすぎない。が、実戦はその原則の下にあるわけではなく、上において展開される。つまり、かつてあった戦いはこれかの戦いと同一のものはなく、兵を率いる者は、戦場において勝利を創造しなければならない。」第一巻P35

「愚かな者はすでに完成された事でも理解をおよぼすいことができないのにくらべ、智のある者は、その事が形をもたないうちに洞察してしまう。」第二巻P43

「現代に酔っている人々は、古人の知恵をつい忘れがちになる。現代にあって古言や古事に学ぶことは、知識を豊かにする以上に、おのれのいたらなさを知ることになり、むしろ学問の神髄とはそこにあるといえる」第二巻P95

「公子、勇気を持たれることです。
勇気とは、人より半歩すすみでることです。人生でも戦場でも、その差が大きいのです。」第二巻P210

「天は高いので、みずからおごりたかぶれば、それだけ天に近付くような錯覚があろうが、実際はそうではない。辞を低く腰を低くした者こそ、あるいは天からもっともはなれたところにいる者こそ、天の高さがわかり、天の恐ろしさも恵みもわかるだけに、天佑を受けられるのであろう。」第二巻P272〜P273

「家のなかにいては、闇は闇のままではあるが、わずかに身を移すだけで、光に恵まれ、夜色の美しさにふれることができる」第二巻P273

「泣く者は、笑い。笑う者は、泣く。おなじことのようだが、どちらが先かで、人生はまったくちがうものになる。恐ろしいことだ。」第四巻P79

「家族だけのことを考えて生きてゆけば、おだやかでよいかもしれぬ。しかし、それだけの人生だ。他人をおもいやり、他人の心を容れて、他人のために尽せば、自分だけではけっして遭うことのできぬ自分に遇える。どちらがほんとうの自分か、ということではなく、どちらも自分であり、あえていえば、自分と自分との間にあるすべてが自分である。」第四巻P483

学ぶところが多い小説でした。
この小説から
中国歴史ものにハマってしまいました。

02/05/21  あきらめたから、生きられた 武智三繁
2001年夏に40日弱の漂流から生還したサバイバル船長(←わたしの命名です ^^;;)こと武智三繁さんの本です。彼の漂流期間のさまざまな体験が書かれた本です。

救助後の記者会見での
あまりにも飄々(ひょうひょう)とした彼の受け答えを見た時、私は素直に感動して「こういうヒトが生きてて良かった」と思ったものでした。

文字通り生死の境を彷徨いつつも、
何故彼は生き残れたのでしょうか?
生にこだわらず死が近いことを感じ、自分の置かれた状況を素直に受け止め、それに対抗するのではなく
柔軟に受け流しその場でできることを尽しつつただただ漂流していったそうです。

自分がこんな厳しい状況に置かれた時、果たしてこのような生き方ができるでしょうか?そんなことを考えさせられる一冊でした。

02/04/17  死をポケットに入れて チャールズ・ブコウスキー
なんとMac IIsi(途中ちょっと壊れてしまい、やむを得ず旧来のタイプライターを使うエピソードがあります)で書かれた彼の日記集

お酒や競馬、自分の仕事や詩に関して、その場で浮かんだフレーズを書き綴ったもののようですが、
端々にみえる文学的要素にはやはり彼の才能を感じます。
その他の小説などと同じく特に
競馬に関する記述は多く、自分の仕事というか人生の目標として扱われている気がします。

この中から私がいいなあ〜と思ったフレーズを少々

「私は現実に立ち向かっていない。しかし立ち向かいたがっているやつなどいるのか?」

「そう、今年はわたしにとって最も生産的な一年だった。ワインもきちんと年を取っていれば、おいしくなる。」

「わたしは誰と競い合っているわけでもないし、不朽の名声に思いを巡らすようなこともまったくない。そんなものはくそくらえだ。生きている間に何をするかが問題なのだ。」

「行動と挑戦の中にこそ栄光はあるのだ。死などどうだっていい。大切なのは今日、今日、今日なのだ。まさに然り。」

「笑えるうちに笑っておけよ。」

02/04/15  あなたを作ります P.K.ディック
サンリオSF文庫が本屋から姿を消して以降、手に入らなかった「あなたを合成します」の新訳です。

この本はディックの中期の長篇で、
SFと文学的な要素を混ぜ合わせた作品になっています。
題材は
シミュラクラ(まあ、模造人間とかアンドロイドみたいなもの)と精神病、その先には、「人間とはなんぞや?」とか「人間が生きるということはどういうことか?」いうテーマが含まれています。
ディックというヒトはこういう小説を書きながら、主人公などに
自分を投影しつつ自分自身を深く見つめなおしていたのではないかという、そんな気がします。

訳者の解説によると、この本の発売には紆余曲折やイワクがあったそうです。
巻末の一覧によると、やはりサンリオ文庫で消えてしまった
「時は乱れて」というのも近刊になっていたのでこちらも楽しみにです。

02/02/04  非戦 監修:坂本龍一+sustainability for peace
 いわゆる9.11のアメリカ同時多発テロについて、世界中から寄せられた論考や批判などを集めた非常に読みごたえがあり且つ勉強になる一冊です。
決して大きなメディアなどでは報道されることはあまりないであろう、というより
むしろ故意に隠蔽されているとも言えるこの事件の背景や事実が数多く収録されています。

-同時多発テロとはなんだったのか?
-アフガンや中東では何が起きているのか?
-アメリカはなぜそんなにも恨まれるのか?
-アメリカがアフガンでやろうとしていることはなんなのか?
-アメリカがしてきたこととはなにか?
-そもそもアメリカとはなんなのか?
-アメリカに正義は存在するのか?
-暴力に暴力で対抗することは、果たして有効な手段なのか?
-世界はどうなっていくのか?
-世界をどうして行くべきなのか?


ただ、この事件を読み解くだけでなく
これからの世界でどのように生きていくべきかなどの示唆に富んだ一冊です。ぜひ一読してみてください。

01/10/17  Dr.汞(コウ) 能條純一
「哭きの竜」などで知られる能條純一さんが医学を描いた作品

もう7,8年前に書かれて
4巻まではコミック化されていたものが、最近再開されようやく5巻が発売されました。
繊細な描写と哀しいストーリーが作り出す緊張感のある独特な世界観にも酔わされるのですが、この中に数度書かれている「患者の魂を救うのだ」というフレーズにはとてつもなく痺れさせられます。

01/10/17 デッドリミット ランキン・デイヴィス 白石朗訳
とある殺人事件の法廷:特に有罪か無罪かの最終判断を任された陪審員たちと、その殺人事件に関わる誘拐事件を中心に進められるミステリー小説です。

なんとも月並みな表現ですが
手に汗にぎるストーリー展開で、後半には続々と明かされる驚愕の事実が待っています。

映画化されても作られようによってはいい作品になるような気はしますが、ちょっと
長すぎ&ストーリーが濃密過ぎるかもしれません。

難しいジグソーパズルをじっくりと解いていくような感覚で楽しめる作品です。

01/10/17 ファストフードが世界を食いつくす(原題:Fast Food Nation)
エリック・シュローサー著 楡井浩一訳
いまや世界の隅々まで行き渡ったマクドナルドなどのファストフードチェーン。

数多くの関係者とのインタビューなどからファストフードチェーンの
ルーツ・成り立ちから巨大化する過程、そして現在に至るまでの歴史を事細か検証し、さらに合理化を究極的に推し進めるファストフードチェーンが引き起こしている数多くの問題を暴露しています。

本書の中に長々と綴られているのは本当に
目を疑わんばかりの驚くべき事実ばかりです。
利潤を追求してやまない巨大寡占企業が引き起こしている、
-不法就労や悪化する一方の労働条件/労働環境などの労働問題
-絶えることのない強盗・傷害などの犯罪
-原材料(特にハンバーガーの挽肉)の製造工程における”不純物”の混入
-”不純物”の混入が引き起こしているO-157などの食中毒問題
などの
アメリカ社会の現在の暗い部分を垣間見ることができます。
この問題のいくつかは、
Americanizationされた国や地域でもありうる話のようです。

ファストフードの一見
華やかで魅力ある商品群の裏にある、その原料の製造過程から顧客に渡されるまでに秘められている暗く重い事実
そして事実が脅かしているアメリカ人(特に子供たち)の健康。
この本を読むことで、
身近に危険が存在していること、無知であることがいかに危険なことか思い知らされました。

01/08/29 R.P.G. 宮部みゆき
 彼女の初めての書き下ろし文庫というこのミステリーを読んでみました。
彼女の作品を読むのはずいぶん
久しぶりです。

 設定の重要な部分にネットでのコミュニケーション手段である
メールや掲示板、チャットが登場しています。こういう小道具?(ある意味大道具でもあるのですが...)を使うところなどは、彼女の現代的な感覚といったところでしょうか?

 ミステリーについてその内容を書くことは
御法度ですので明言はできませんが、ネット社会における新しい人間関係とその脆さや不確定さについて再考させられつつも、中盤から最後にかけて「やられた!」と唸らされてしまいました。アイディア先行かなとかもう一工夫欲しいかなというところもありますが、良くできている作品です。
ほかの作品も読んで見ようかと思っています。

01/08/12 ありきたりの狂気の物語
 チャールズ・ブコウスキー 青野聰訳

パルプ
 チャールズ・ブコウスキー 柴田元幸訳
本屋で見つけたチャールズ・ブコウスキーの二つの文庫を読みました。
ひとつめは、
「ありきたりの狂気の物語」という短編集です。
いつもの彼の著作にあるように、この短編集にも
暴力 セックス ドラッグ アルコール
汚物 犯罪行為 競馬 病気 狂気

などがたくさんたくさん折り込まれています。
目をそむけたくなるな、
人間の暗い部分に焦点をあてた
あまりキレイでない物語ばかりがつづられているのですが、
ただ、その中に出てくる
カッコイイというかクールな会話や
シビれるようなセリフ
には毎度のように参ってしまいました。

ふたつめは、
「パルプ」という探偵モノの長編小説です。
どうしようもなく
ダメで無能なしかもいつも酔っぱらっている探偵が、
ありえないような事件をありえない方法で解決していきます。
ハードボイルド風であったり、SF風であったりもします。
この中にもたくさんの
カッコイイ台詞が書かれていて、
シビれること間違いなしです。

これを読んで、チャールズ・ブコウスキーに興味をもたれた方は、
「町でいちばんの美女」という文庫化された短編集も読んで見て下さい。

01/06/04  それがぼくには楽しかったから
 〜全世界を巻き込んだリナックス革命の真実〜
 リーナス・トーバルス+ディビッド・ダイヤモンド著
 風見潤訳 中島洋監修
もう知る人ぞ知るLinuxを作ったリーナス・トーバルス氏の自伝書です。

この
「Linuxを作った」というだけでは、ちょっと表現が足りなすぎる気もします。

-LinuxというOS(のカーネル部分)を作ったヒト。正確にはまだ作りつづけているヒト
-Linuxという文化を創ったヒト。
-オープンソースの威力を世に知らしめたヒト。
といったところでしょうか?
私の貧弱な表現よりもっといい表現があったら、教えてください。

この自伝書は彼の幼少の頃から現在にいたるまでのこと、彼の家族のこと、
Linuxの歴史、そしてオープンソースに対する彼の気持ち、
などが
非常に読みやすい口語体で書かれています。
お互いに気心が知れたインタビューアーの存在が聞いているのかもしれません。
一部に
懐かしいやら難しいやらなコンピューター用語が出てきますが、
そんなの分からなくても読み進めちゃいましょう。

いまや一部の(いい意味での)
ハッカーから神格化されている彼ですが、
この物語に出てくる彼には
とても人間くさい部分もあります。
ただ、彼のハッカーぶりは
はっきり言ってマトモではないように思えます。

この本の題名にもなっている

「僕にはそれが楽しかったから(原題はJUST FOR FUN)」
という人生の楽しみ方みたいなものにも
深く考えさせられるところもあります。

この本を読んでまた一段と彼(と彼のOS)が好きになり、
何かプログラミングしてみたい気になりました。

さて、次に彼は
どんな物語を見せてくれるのでしょうか?

01/04/22  スティーブ・ジョブスの再臨
 アラン・デウッチマン 著 大谷和利 訳
現Apple社CEOであるスティーブ・ジョブス氏
自伝ならぬ他伝集とでもいうべき一冊です。

この長い物語ともいうべきエピソード集は、
彼が
Apple社を追い出された1985年から
彼が
Apple社のCEOに復活した2000年まで続いています。
その間には、
NEXT社設立からその失敗まで、
Pixar社の買収からその成功まで、などのエピソードも綴られています。

筆者は、ジョブス氏の友人や知り合い、同じ会社で働いた人たち、仕事上で彼と関わった人々から
ジョブス氏の人となりを引き出して、彼が
いったいどんな人物なのかを明らかしていきます。
「トイストーリー」を作った人たちやオラクルのラリー・エリソン
マイクロソフトのビル・ゲイツなども出てきます。

ジョブス氏の中に棲むという
バッド・スティーブグッド・スティーブ
関するエピソードもたくさん収められています。
-ちょっとしたことで機嫌が豹変し、口汚く他人を罵るバッド・スティーブ
-
カリスマとしての魅力を発揮し、周りの人間を次々と魅了していくグッド・スティーブ
そんな彼の
多面性を垣間見ることができます。

彼の
完璧主義的なところやビジネスセンスみたいなものも書かれており、
私は
また一段とMacが好きになりました。
次に彼がどんな
Macストーリーを作りだすのか楽しみです。

01/04/15  十四の嘘と真実 ジェフリー・アーチャー
名著「100万ドルをとり返せ!」「ケインとアベル」などの
著者
ジェフリー・アーチャーの短編集です。

ひねりやドンデン返しのある十四篇が収められており、どれも楽しめました。
なかでも
「手紙」「欲の代償」は傑作だと思います。
十四篇のうち九篇が
本当にあった話を元にした作品ということで、
さらに驚かされます。

01/03/12  アインシュタインの150の言葉
20世紀最高の物理学者の一人(とワタシは思う)、
アルバート・アインシュタインの言葉を集めた本です。
物理学に言及しているものだけではなく、
彼の政治論や人生訓まで収められています。

「わたしには、特殊な才能はありません、
 ただ熱狂的な好奇心があるだけです。」

「無限なものはふたつあります。宇宙と人間の愚かさ。
 前者については、断言できませんが。」


「われわれが進もうとしている道が正しいかどうかを、
 神は前もっては教えてはくれない。」


「深く探求すればするほど、知らなくてはならないことが見つかる
 人間の命が続く限り、常にそうだろうとわたしは思う。」


などなど、含蓄のある言葉がたくさんありました。

01/03/02  騙し絵の檻:ジル・マゴーン
久々に読んだ本格ミステリ
まさに
ドンデン返し その言葉がぴったりの一冊です。
 
クリスティ以後では、
ベストスリーに入る出来だと
評価されているそうですが、それもうなずけます。
ミステリ好きな方にぜひお勧めします。

01/01/17  「チーズはどこに消えた?」
 「数多くの企業が社員研修のテキストに採用している」と帯に書かれていたり、
 電車の吊り広告も数多く見かけた本です。
 ちょっとしたベストセラーになっているようです。
 二匹のねずみと二人のこびとがチーズを探す物語です。
 そう書くとあまりそそられないかもしれませんが、その主人公たちの行動や考えが、
 示唆するものは非常に(極端にいうと人生にとって)重要であったりします。
 ひとりで読むだけでなくて、この本を読んだ人と意見交換することをお勧めします

00/11/13  ヤコブ・ニールセン:ウェブ・ユーザビリティ
 「ユーザビリティ」の第一人者ニールセン博士の著書です。
以前に発表された「ユーザビリティエンジニアリング原論」に比べ、
ウェブサイトのユーザビリティについてより深く論じられています。

多数のウェブサイトのページを実例にあげながら、
そのサイトのいいところ悪いところを 詳しく説明してあります。
帯には、
「インターネット経済を左右するのはユーザビリティである」
とまで書いてあります。
個人用サイトから企業用サイトまで、その作成・運営の参考書としては
非常にレベルの高い一冊といって過言ではないでしょう。

00/11/13  中島義道:私の嫌いな10の言葉
 普段なにげに使っていそうなであり、いろんなところで使われている

「相手の気持ちを考えろよ!」
「ひとりで生きてるんじゃないからな!」
「おまえのためを思って言ってるんだぞ!」
「もっと素直になれよ!」
「一度頭を下げれば済むことじゃないか!」
「謝れよ!」
「弁解するな!」
「胸に手をあててよく考えてみろ!」
「みんなが厭な気分になるじゃないか!」
「自分の好きなことがかならず何かあるはずだ!」


、以上の10個の言葉で出てくる状況とその発言の裏に隠されている
ずるがしこさや自己中心的な気持ちを明らかにし、
果ては日本人的メンタリティを痛切に批判している本です。

ところどころ承服できかねる部分はありますが、
納得のいく批判が繰り広げられている部分もあります。
幸いにも振り返ってみると私はあんまし使っていません。

00/10/23  日高敏隆 竹内久美子:もっとウソを! 男と女と科学の悦楽
 遺伝子とか進化論とか生物学とか、なんだか難しそうなガクモンを、
二人の学者(先生と教え子)の対談形式で簡単に解説していきます。
「若い女はなぜダイエットに走るのか?」
「寒い地域はデブになる」

など、身近な事柄を「利己的遺伝子」という理論でわかりやすく説明し、
果ては、「科学と技術の違い」などにも言及しています。
世界の科学者の裏話もいろいろと書かれています。

なるほど〜と頷かされることばかりの1冊でした。

00/10/23  原田宗典:どこにもない短編集
 これまた原田宗典の短編集です。本書には17編がおさめされています。
前に読んだのは、いつだったか... 一部はストーリーを覚えていましたが、
ほとんどは忘れていました。
 無気味な話、ホラーやサスペンス、くすっと笑ってしまうような話...
ストーリーだけを簡単に話すと後味が悪いようなものもあるのですが、
妙にのど越しがさらっとして気持ちの良い読み心地です。
作者の力を感じずには入られません。

00/10/15  原田宗典:優しくって少し ばか
表題が中編、残りの5編は短編の小説集です。
初めて読んだのは学生のころだったでしょうか...なつかしく読みかえすことができました。
主人公は一人の男と一人の女に限られており、とてもシンプルな物語ばかりです。
とはいえ、その内容は「死」や「別れ」がテーマなものばかりで、
サスペンスのようであったりホラーっぽいものもあったりします。
演劇や映画の素材にもなるのでは と再確認しました。

最後のオチ・結末まで、一気に読めてしまう一冊でした。

00/10/07  辺見庸:もの食う人びと
ハードカバーで発売されいるころから読みたかった一冊ですが、文庫版で発売されているのを発見したので読んでみました。
 作者は、アジア・アフリカ・ヨーロッパ・ロシアの各地をまわり、いろいろな食に関する風景をありのまま自分で体験しつつ、その風景の裏にある社会問題・経済問題などを描いていきます。
 読み進めていくうちに、普段なにげなくものを食べるという行為がこんなにも重い意味を持つことを知らされました。この本に登場する「もの食う人びと」は、食べるという行為に喜びというか快楽にはあまりなく、生きるという行為が浮き彫りにされています。

普通に食べるという行為がいかに幸せなことなのか、考えさせられています。

00/07/16  椎名誠:みるなの木
シイナワールドが思いっきり展開されているSF短編集。
帯には、「奇怪的恐怖的滑稽的SF的官能的異態次元的超常的小説集」とあり、まさにその通りとうなずかされるような、どんなSFのジャンルにもあてはまりそうであてはまらない短編の数々が収録されています。
懐かしい牧歌的な風景におもしろおかしいSF的スパイスを書いたりもしています。背景を全く説明せずに読む側を引きずり込んでいくという手法も相変わらずです。
写真家でもあり映画監督もするという椎名誠さんの映像画家的側面も数多く見られて、とても楽しい一冊です

00/07/10  フィリップ・K・ディック:シビュラの目

久々にリリースされたディックの短編集
他の短編集にいくつも書かれているドンデン返し的なエンターテイメントSFがあまり含まれておらず、どちらかというと政治的社会風刺的なストーリー展開が繰り広げられています。
後の長篇小説のベースとなった作品なども含まれているとのことで、ディックの作風の広さを感じさせられました。
もうちょっとSFSFしたものの方がわたしの好みではありますが...


00/06/18  マイクル・クライトン:タイムライン
もう「ジュラシックパーク」「ディスクロージャー」でお馴染みのマイクル・クライトンの新作です。
御得意の最新テクノロジー+冒険をうまくアレンジし、インディ・ジョーンズばりスピーディー息もつかせぬストーリー展開になっています。
「ジュラシックパーク」では恐竜を描いていましたが、「タイムライン」では、中世ヨーロッパの領地争いを細かく描写しています。
あっという間に読み終えることができました。
この作品も映画化されるそうで、そちらも楽しみです。

00/06/05  バリー・ユアグロー:セックスの哀しみ
  「またやってくれた!」
下の方にある短編集「一人の男が飛行機から飛び降りる」の作家の新しい短編集です。短編集といっても、「一人の男が〜」とはまた違った雰囲気があります。
全部で90本の短編を同じようなテーマで11章に分けて収めてあります。
時には童話的に時には怪奇譚的にまたある時はSF的に、絶対にありえない状況やをさらっと書ききっていて、すごいの一言です。
素敵な話
もたくさん入っています。

00/04/19  筒井康隆:エンガッツィオ司令塔
  「ああ、この感じこの感じ」
筒井康隆の短編集です。
断筆期間に書きためていたものを集めた本です。
ブラックユーモア満載で懐かしいというか痛快というか還ってきてくれたんだなあ〜と実感させられました。

00/01/19 「ショートショートの広場10」と原田宗典の「人の短編集」
-「ショートショートの広場」
  年に一度発売されるショートショートの厳選集です。去年までは星新一氏が選評されてましたが、今年からは阿刀田高氏に引き継がれました。
今回も82編の粒ぞろいの作品が納められています。


-「人の短編集

  ひさびさに買った原田宗典氏の短編集
タクシードライバー・ベルボーイなど、いろいろな職業を持つ人たちが主人公となっています。読み終わった後の清涼感というか後味のいいものもありますが、作者の人生に対する厳しい目が表現され「ドキッ」とさせられるものもあります。

99/12/02 椎名誠の「問題温泉」
久々に出た椎名誠さんの短編集。
椎名誠さんといえば、アウトドア満喫系エッセイほのぼの思ひ出系私小説などが有名かもしれまんが、実はおもしろSF不条理怪奇譚もなかなか楽しめます。
この短編集は全13編からなりアイディア満載です。
1編約15分ほどで読めます。
きっと椎名誠さんはおもしろい夢悪夢を毎日のようにみているのではないか、そんな気がしました。

99/10/02 最近読んだ本
-「一人の男が飛行機から飛び降りる」バリー・ユアグロー
 全149本からなる短編集。
ファンタジーというかSFというかなんとも不思議な物語の数々が語られています。
楽しいものもあり切ないものもあり。人に自信を持って勧めることができる一冊です。

-「フーコーの振り子」ウンベルト・エーコ

 あの「薔薇の名前」で有名なウンベルト・エーコの作品。
中世ヨーロッパの時代を再構築するような物語です。
圧倒的な情報で物語が進んでいきます。
中世史を知っているともっと楽しめたかもしれません。


-「マイノリティリポート」フィリップ・K・ディック
 わたしの大好きなディックの短編集。
表題の作品はスピルバーグ監督トム・クルーズ主演で映画化されるそうです。
しかけのある面白い話が揃えられていますが、30年前ほどの作品だと知って驚かされます。

-「非常識の美学」森揺子
 友達の紹介で読んでみました。
女性誌に連載されていたちょっとスパイスの効いたエッセイ集です。
女性に向けの話が多いのですが、男性のわたしが読んでもなるほどなとうなずかされるところが多数ありました。

99/10/02 いつも読んでいるマンガ
-イニシャルD(ヤングマガジン)
 言わずと知れた走り屋マンガ。良い子はマネしないように。
-奈緒子(スピリッツ)
-月下の棋士 (スピリッツ)
-MONSTER(ビックコミックオリジナル)
 謎が謎をよんじゃって、読み返してもよくわかりません。最近気付いたのですが、映画「逃亡者」的な面がありますね。
-オーバーレブ(ヤングサンデー)
 これまた走り屋マンガです。

99/10/04 お気に入り作家や作品
-フィリップ・K・ディック
 SF作家の中で一番好きです。短編もアイデアがつまっていておもしろいです。
-椎名誠
 エッセイも傑作が多いのですが、彼の書くSFもめちゃおもしろいです。
-村上春樹
 昔はけっこう読んでました。一番好きなのは、「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」です。彼もまたSF作家なのです。
-村上龍
 表現や登場人物にインパクトありますよね。「5秒後の世界」とか好きです。
-さくらももこ
 超一流のエッセイストだと思います。笑いが止まらなくなので、電車の中とかでは読まない方が良いかもしれません。
-五木寛之
 「生きるヒント」シリーズを読みました。押し付けがましくない人生への指針が記されていると思います。「大河の一滴」を読んでいます。
-カート・ヴォネガット
 これまたSF作家です。「タイタンの妖女」など名作が多いです。
-高橋源一郎
 「さようなら、ギャングたち」好きでした。

-昔よく読んでいた作家
 筒井康隆、星新一(亡くなっちゃいました)、西村京太郎、原田宗典(小説だけでなくてエッセイもめっちゃおもしろいです)、エラリー・クィーン、アガサ・クリスティ、フレドリック・ブラウン、 レイ・ブラッドベリ...

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